コーヒーをより美味しく飲むための豆知識。〜豆の種類、焙煎度、精製方法〜

投稿日:

コーヒーについて知ると、さらに踏み込んだところまでコーヒーについて知りたくなってくるのがコーヒー好きの宿命。
このコーヒーが美味しい、と感じるのはあなたにとってその焙煎度が適切だから、精製法があなたに合っているから、抽出方法があなたに合っているから…。と言ったように深堀りしていくとキリがありません。

「深煎りが好きだから、どんな国の深煎りでもいいんでしょう?」
「精製法なんて大した違いでないでしょう?」
「抽出方法なんてこだわらずに淹れてもおんなじ味になるでしょう?」

…違います!
コーヒーはこだわればこだわる程、美味しくなってくれる飲み物なんです。

今回は、あなたの好みのコーヒーって、どのような作られ方をしているのかを一緒に考えていきましょう。

この記事では、【コーヒー豆の焙煎度】【豆の種類と焙煎度との相性】【コーヒーの精製方法】を知ることができます。
今まで何となく飲んでいたコーヒーが、そのときの気分や状況に合わせて、様々な味を飲み分けられるようになります。
あなた好みのコーヒーについて、さらに理解を深めることができますよ。

本日のメニュー

  • 豆の種類とその豆に合う焙煎度とは?
  • コーヒーの精製方法はどんなもの?
  • 求めるコーヒーの抽出方法って?

豆の種類とその豆に合う焙煎度とは?

焙煎度は8種類

焙煎度は8つに分けることができます。(画像は生豆を含むため9つ載っています。)


浅煎り
【ライトロースト】
【シナモンロースト】

中煎り
【ミディアムロースト】
【ハイロースト】

中深煎り
【シティロースト】
【フルシティロースト】

深煎り
【フレンチロースト】
【イタリアンロースト】

というように表現されています。

コーヒー豆の種類によって深煎りで仕上げた方が良いものもあれば、浅煎りで仕上げた方が様々なフルーティさが出て個性を出せる銘柄もあります。

コーヒー豆は大きく分けて2種類

コーヒー豆の種類は、大きく分けてロブスタ種とアラビカ種の2つあり、市場に出回っている7割がアラビカ種です。
(リベリカ種もありますが、ほとんど見かけることがないので割愛。)

コーヒー豆は2種類

・ロブスタ種
・アラビカ種

ロブスタ種は風味や香りがアラビカ種と比べると劣り、香りが独特の泥臭さがあります。お世辞にも良い匂いとは言えません。

アラビカ種は、良質な酸味を持ち香味に優れていることから、深煎りにするのではなく浅煎り~中煎りで焙煎することが流行っています。(もちろん、深煎りでも美味しいコーヒーは存在しますよ。)

世界的に、より高品質なコーヒーを人々は求めていることから、アラビカ種が注目を浴びているため、ここでは作られた国別でアラビカ種のコーヒー豆をご紹介していきます。

コーヒーで有名な各国の特徴から考え、オススメの焙煎度を挙げます。

コーヒー豆に合うオススメの焙煎度

「浅煎り」にはアフリカエリアの豆

ケニア、エチオピア等のアフリカエリア

アフリカエリアのコーヒーは酸味が際立っているので、浅煎りにするとフルーツを思わせる酸味を味わうことができます。
また、ケニアやエチオピアは高い標高で作られているコーヒー豆が多く、昼夜の寒暖差により味が引き締まるといわれています。
そのため、浅煎りにすることで複雑な酸味を楽しむことができるのです。

「深煎り」にはコロンビア、インドネシア

コロンビアやインドネシアなど

深煎りにすると酸味よりも苦味が先行してしまうため、その国の豆が元々持っている特徴が強くなければ、ただの苦いコーヒーになってしまいます。
コロンビアやインドネシアなどの国は持っている特徴がそれぞれ違い、強い個性を持っているため深煎りにしてもその国の味が残ります。
特に、インドネシアのマンデリンは日本人受けが良く、「深煎りといえばマンデリン」と言う方が多いでしょう。

コーヒーに力を入れているカフェなら、焙煎度が浅煎り〜深煎りまで取り揃えています。
まずは、中深煎り辺りのコーヒーから飲んでみてそのあと浅煎りや深煎りも楽しんでみましょう。
それぞれの焙煎度の良さを感じ取ることができますよ。

コーヒーの精製方法はどんなもの?

エチオピア・ウォッシュド、エチオピア・ナチュラルというように、国名(あるいは、農園名)の横に記述されているカタカナ文字を見たことはありますか?

それは精製処理の方法が書かれているのです。

精製処理とは、コーヒーの木から収穫されたコーヒーの果実(すなわちコーヒーチェリー)の中にあるコーヒー豆を取り出す工程のことをいいます。

精製処理は、大きく3つの方法に分けられます。

ウォッシュド
ナチュラル
パルプドナチュラル

まず、基本的な知識としてウォッシュドとナチュラルの、2つの精製処理をご紹介します。

ウォッシュド

【ウォッシュド】は別名水洗式といわれるもので、機械を使用しコーヒーチェリーの果実だけを除去して水洗いする方法。スッキリとした味になりやすいとされています。

ナチュラル

【ナチュラル】は別名自然乾燥式といわれるもので、コーヒーチェリーをそのまま天日干しにする方法。ベリーのような香味が強いです。

そして、ウォッシュドとナチュラルの良いとこどりをした精製処理を【パルプドナチュラル】製法といい、近年注目されている精製方法です。

パルプドナチュラル

【パルプドナチュラル】とは、現在とても脚光を浴びている精製法で、コーヒー豆生産国不動の第1位[ブラジル]が生み出した精製処理です。

コーヒーチェリーの果肉を除去した後、ぬめぬめとした部分(ミューシレージ)を残したまま乾燥させる方法。水をあまり使用しないことから、水資源の少ない国でも可能な精製法といわれています。

パルプドナチュラルとハニー製法って同じもの?

パルプドナチュラルの味わいは、ナチュラルの風味特性を残しつつ、蜂蜜のようなとろっとした甘みが付加されます。

そして、ハニー製法(ハニープロセスともいう)とは、中米ではミューシレージのことをミエルといい、蜂蜜のこともミエルと呼びます。
そのためパルプドナチュラルのことをハニーと呼ぶ人がいるというわけです。
つまり、パルプドナチュラル=ハニーと覚えても差し支えないです。

コーヒー専門店やコーヒーに力を入れているカフェでは、ブラジル産を【パルプドナチュラル】、中米産を【ハニー製法】といったように分けて表記しています。

精製処理の方法はこの3つ

ウォッシュド(水洗式)
機械でコーヒーチェリーの果実だけ除去し水洗いする方法。
スッキリとした味。

ナチュラル(自然乾燥式)
コーヒーチェリーをそのまま天日干しする方法。
ベリーのような香味が強い。

パルプドナチュラル
精製処理がウォッシュドとナチュラルの良いとこ取り
(≒ハニー製法)

精製処理は、ご紹介した3種類の他にも最近出てきたアナエロビックなど、たくさん種類があります。
まずは、ウォッシュドとナチュラルを飲み比べることで、「精製処理が違うだけでこんなにも味が違うのか!」と、感動することができますよ♪

自分に合ったコーヒーを探しに行こう

より楽しめるようになるには、コーヒーを専門としているカフェに行き、自分が美味しいと思えるコーヒーを探しに行くところから始めましょう。
味の経験値を増やしていくことで、自分に合うコーヒーの枠を広げていけます。

「自分は深いコーヒーが好きなんだ!」と決めつけずに様々なコーヒーを飲んで、「あ、こんなコーヒーもありだな。」と視野を広げてみると、より充実したコーヒーライフを送れること間違いなしですよ♪

Copyright© コーヒーがある喜び , 2020 All Rights Reserved.